(※2024年11月11日 投稿)
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最初に、このページは作品を未読の方にはネタバレを含むため、注意喚起しておきます。
著作権を侵害しないために、物語の詳細や具体的な展開の記述は避けますが、要点をおさえるための内容は記載しておりますこと、ご了承ください。
今回掲載再開からの内容に関してはまったく触れておりません。
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10月7日発売の週刊少年ジャンプ(2024年45号)にて、『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』が掲載された。
『HUTNER×HUNTER』に関しては作者・冨樫義博氏の体調を理由に、週刊連載ではなく掲載形態になることが出版社から公式にアナウンスされている。(2023年4・5月合併号にて)
今回、一年半ぶりとなる掲載にあたり、「一度は既読しているが内容を忘れてしまっている」「できるだけ最低限簡潔におさえておきたい」方用に、進行中の物語の要点をまとめてみた。
なお、再開した掲載分については「ジャンプ+」のアプリから、週刊少年ジャンプのバックナンバーを購入して読むことができる。
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5つの要点
以下、5つの要点を軽く解説。
今後の展開についていくための最低限おさえた内容となるため、当然作品本編をしっかりと読むことをお勧めする。
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5つの大きな物語
現在、物語は大別して5つに分けて見ることができる。それが、
1つ目と2つ目に関してはまだ始まって間もなく、その道中なので膠着状態のようなもの。
現在は3つ目の「カキン国の次期王を決める継承戦が行われている」中、「ヤクザの抗争」が始まり「幻影旅団」が関わってきている状況である。
「王位継承戦」の詳細な戦況については、ご自身で本編を確認されたし。
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「王位継承戦」の中での犯人捜し
クラピカが護衛を担当する第14王子ワプルと、その母である第8王妃のオイト。
クラピカと同じく王子らを警護する者やその周囲の者を、念能力により殺害した謎の人物がいる。
その犯人がまだ判明していない。
現在、クラピカが念能力の習得を講義することで、犯人を捜索しつつ、継承戦の膠着を図っている。
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第11王子を呪う者の捜索
第11王子フウゲツが、何物かの手により呪詛を受けているような状況になっている。
第10王子カチョウの護衛をしていたセンリツが、継承戦離脱失敗により死後の念となったカチョウと、センリツに惚れたと自供している司法局の人間・カイザルと協力して、呪詛師を捜索中。
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ヤクザの抗争
王位継承戦もかなりややこしい内容になっているが、おそらくこのヤクザの抗争が物語を更に難解なものに仕立て上げている要因の一つだろう。
3組のヤクザ組織が存在し、それぞれの組織を3つの王子がケツモチしている。
以下がその関係性で、
・シュウ=ウ(第3王子)
・エイ=イ(第4王子)
・シャ=ア(第6王子)
この中で、第4王子ツェリードニヒお抱えであるエイ=イ一家が船内にて無差別大量殺人をはじめ、暴走したとみられ、残りの2組が組長の居場所を捜索中である。
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幻影旅団vsヒソカ
ヒソカに仲間の旅団員を殺された幻影旅団全員がヒソカを追い、暗黒大陸を目指す同じ船に乗船している。
旅団内でチーム分けのように複数組に分かれ、各々でヒソカを捜索。見つけたものがヒソカを始末していいことになっている。
また掲載再開前の話(コミックス38巻収録)にて、過去の幻影旅団結成時の物語が明かされた。今後本編にも絡んでいく可能性は高いので要チェックだ。
このうち、ノブナガ・フィンクス・フェイタンの3人組は前述したヤクザ組織・シュウ=ウとシャ=アと手を組み、エイ=イ一家を殲滅する代わりに、ヒソカ捜索協力と船内での自由の利いた行動ができるよう約束を取り付ける。
厳密にはノブナガらは手を組んでいるつもりなどなく、利用している程度の認識だろう。
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まとめ
以上が、掲載再開にあたり、ざっくりとしたおさらいとして挙げた5つの要点である。
暗黒大陸編は今までのストーリーに比べ文字数と情報量が格段に跳ね上がっているため、とても難解になっている。
最低限、記述した要点をおさえておけば、掲載再開までに一度読んだ方だと「どこで」「誰が」なんとなく「何をしているか」状況を把握できると信じたい。
『HUNTER×HUNTER』は暗黒大陸編以前と以降で物語が分別されている。
以前の物語が主人公ゴン=フリークスによる父親をハントするまでの物語であり、以降がその父親ジン=フリークスによるドン=フリークスなる人物をハントするまでの物語。
と思われるのだが、その本筋にたどり着くまでの道程は、まだまだ長いようだ。